民泊参入を表明した大手企業まとめ、2017年は競争激化

2016年10月21日 - airbnb

東京都大田区や大阪府大阪市が、民泊条例の可決に向け動きだしたというニュースをきっかけに民泊が大いに注目されることとなった。2015年の12月には大手不動産会社の民泊参入情報が相次いだものの、民泊新法の成立が2017年へとずれ込んだ影響で、特区民泊のみの狭いエリアに限られているのが現状だ。

しかし、2017年の民泊新法成立が現実的となり、その時期を見据え各企業は虎視眈々と民泊ビジネスでの収益獲得を狙っている。2015年後半から2016年10月の現在にかけて、日本で2万件以上の部屋が新たにAirbnbに登録され、ホスト同士の間では既に激しい顧客獲得競争が繰り広げられている。そのフィールドに、新たに大型資本を持った大手企業が参入してくるのはほぼ間違いなく、新法成立の2017年は今まで以上に競争が過熱するとみられている。

これまでに発表された大手企業の民泊参入に関するニュースをまとめた。

元記事:提携サイト「share,be」

 

アパマンショップ

2016年5月:民泊商品開発に向けた業務提携
ぽけかる倶楽部が、アパマンショップHD子会社のアパマンショップリーシングとの業務提携を発表。
ぽけかる倶楽部は日帰りに特化した旅行やイベントを企画運営している。これまでは日本人向け中心だった商品を、民泊利用者の訪日外国人を対象に踏まえ、新しく商品を開発していく。

2016年2月:民泊商品開発に向けた業務提携
Qrio株式会社が、アパマンショップリーシングとの業務提携を発表。
Qrioはスマートフォンで鍵の開閉錠が可能なスマートロックを開発、販売している。
合鍵の作成や鍵の受け渡しが不要になるメリットを活かし、アパマンショップリーシングが管理する不動産の「民泊」及び「短期」・「中期」賃貸における鍵受け渡しの効率化、賃貸管理・サブリース物件における空室時の物件管理や内覧時の活用による効率化に向け、段階的に導入を行うとともに今後の開発等を相互に推進することを目的としております。

2015年11月:民泊物件の供給
民泊および短期・中期の賃貸サービスを開始すると発表
7日から30日未満の短期賃貸、1ヶ月から12ヶ月程度の中期賃貸を新しく開始。民泊条例が可決された地域で保有する物件を民泊市場へ投入することとなる。

 

エイブル

2014年5月:民泊物件を民泊予約サイトへ提供
とまれる株式会社が、株式会社エイブルとの業務提携を発表。
とまれる株式会社は旅行者向け宿泊マッチングサービス『TOMARERU 』を運営している。今回の業務提携により、「エイブル」は、国家戦略特別区域である東京都9区(千代田区、中央区、 港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区)、千葉県成田市、神奈川県、京都府、 大阪府、兵庫県において、『TOMARERU』を、物件オーナー様にご提案し、賃貸住宅の新しい利活用を 推進していく。

 

大京

2016年1月:民泊物件の供給
ライオンズマンションなどを展開する大京が2016年春を目処に、民泊への参入を表明。
傘下にある大京穴吹不動産が特区民泊が可能な東京都大田区を中心に、空き家100軒程度を買い取り、民泊仕様に改装し、旅行者へ宿泊施設として提供する。
第1弾として、京急蒲田駅から徒歩10分の戸建を買い取り、4〜5人が宿泊できるよう改装。宿泊者の集客は自社サイト『旅家』で行い、鍵の受け渡しなどの作業は協力会社に委託するのだという。

 

京王電鉄

2015年12月:民泊物件を民泊予約サイトへ提供
京王電鉄が株式会社百戦錬磨に10%出資。
株式会社百戦錬磨は、合法民泊のみを取り扱う民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する、とまれる株式会社の親会社。出資を通じて、訪日外国人のニーズを掘り起こし、沿線活性化につなげるとしている。子会社の京王不動産が保有する空き家も積極的に活用する考えだ。

 

ネクスト

2016年5月:民泊予約サイトの新設
総掲載物件数No.1の不動産情報サイト「HOME’S」を運営する株式会社ネクストが、2016年6月から民泊予約サービス「Lifull Stay」の試験運用を開始すると発表。「Lifull Stay」は、民泊を利用したいゲスト向けに国内の民泊施設をサイト上で紹介する、民泊予約サービス。

 

シノケングループ

2015年12月:民泊物件の供給
アパート・マンションの販売事業や不動産賃貸管理事業を手がけるシノケングループが、民泊参入を表明。
特区民泊の要件基準に合わせ、マンションの開発を進めるほか、民泊清掃サービスにも事業を拡大するとしている。

2016年2月:民泊プロジェクト発表
イー・旅ネット・ドット・コム株式会社がシノケングループとの民泊関連プロジェクトを発足したと発表。
とのプロジェクトを発足すると発表。シノケングループが保有する民泊物件の予約・販売を、イー・旅ネットグループの子会社ウェブトラベルで行うことを目的に検討を開始。

また、同社では持分法適用関連会社の株式会社プロパストと共同で民泊プロジェクトを立ち上げ、バリューアップ事業としてプロパストが物件取得と企画・デザインを行ない、子会社の株式会社小川建設が施工を担当する。
さらに、株式会社シノケンアメニティの民泊物件を対象としたクリンリネスサービス業務への参入や、ジック少額短期保険株式会社による民泊対応型少額短期保険の開発など、グループ会社を通じた幅広い民泊関連サービスの提供も検討している。

 

AMBITION(アンビション)

2016年2月:業務提携
株式会社アドベンチャーが、株式会社AMBITIONと業務提携を発表。
アドベンチャーは、航空券予約サイト「skyticket」やアクティビティ販売サイト「WannaTrip」を運営。AMBITIONが保有する民泊物件の宿泊予約・販売において業務提携する。

 

元記事:提携サイト「share,be」

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