【みずほ総研】ホテルの新規開業ラッシュは続くのか? 宿泊料金の伸び鈍化などから見える「変調の兆し」と「今後の展望」

2018年9月6日 - 未分類

みずほ総合研究所はこのほど、「ホテル市場の変調の兆しをどうみるか」と題した調査レポートを発表した。国内で新規ホテルの建設・開業が続き、供給拡大に伴い稼働率や宿泊料金が伸び悩む懸念に着目。実態分析を踏まえて今後の見通しを考察したもの。

まず、ホテルの開業計画数の推移をみると、2018年上半期の室数は半年前から増加しているものの、その伸びは鈍化。地域別では、東京、甲信越・北陸、四国ではすでに減少に転じており、これを「ホテル市場の変調を示す重要なシグナル」と表現する

開発計画が慎重化した第一の要因は「採算改善の陰り」
では、新規開業の伸び率が鈍化する理由は何か。レポートでは、宿泊施設側の採算改善の陰りやコスト負担の増加、国内外宿泊者の旅行形態の変化などがおもな要因と分析している。以下にその内容を抜粋する。

宿泊料金の上昇に一服感、採算改善に陰りも
2013年から2015年にかけて増加したインバウンド宿泊需要に伴い稼働率や宿泊料金も急上昇したが、2016年は宿泊料金の伸び率鈍化。2018年も低下基調となっており、これによる採算改善も一服。これがホテル側による開発計画の慎重化につながった。

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